2016年1月30日土曜日

「La Bella Vita! 徳永」 バレンタインデーの起源

「La Bella Vita! 徳永のオリーブオイル・ワインはこちらから」

街を歩くと、1月だというのにバレンタインデーに向けて、美しくラッピングをされた
チョコレートを目にします。

本日のBlogはバレンタインデーに由来についてのご紹介。
ウンブリア州のテルニがその起源であることは以外に知られていません。

ウンブリア州のテルニの聖バレンタイン教会には以下のストーリーがあります。

ローマ帝国時代の初期の頃。ローマ軍兵士サビノとキリスト教徒の娘セラビアは恋に落ちます。
けれども、当時のローマでは強兵策のため兵士のの結婚は許されず、キリスト教そのものが
排斥されていました。
しかし二人の愛は深く、サビノは掟を破り聖バレンチノ教会で司教の洗礼を受け、セラビアと
結ばれます。
ところが直後にセラビアが不治の病に冒され、希望を失ったサビノは「どうか、一緒に神に
召されますように」と司教に願いを請います。
その願いは司教に祈りで叶えられ、共に天国へと旅立ったと伝えられています。
聖バレンタイン司教は、ローマ帝国の迫害を受けながら、その後も恋人たちを次々と結婚
させ、ついに2月14日、反逆罪で処刑されてしまいました。
テルニの人々は、この愛の聖人の命日を「愛の日」と定め、花やチョコレートを贈り合うことで、
司教への感謝の念を表すことにしたのです。
バレンタインデーは、こうして誕生しました。

<引用 モロゾフHPより>

モロゾフがバレンタインデー用のチョコレートを発売したのは、戦前の1932年2月。
バレンタインデーに80年の歴史があるとは!

テルニでは、2月14日当日は朝から晩まで聖人の棺に参拝客でミサが行われるとのこと
街は休日となり、教会の横に出張郵便局が出て、毎年デザインが変わる聖バレンタイン
の切手とスタンプを付けて、愛しい人にカードを送れる粋なはからいも。

オルビエートにお出かけの際には、テルニにも足を延ばしてはいかがでしょう。

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