2016年2月6日土曜日

La Bella Vita! 徳永「パスタの起源とトマトとイタリア人の以外な出会い」

「La Bella Vita!徳永のパスタはこちらから」

昔ながらの打ち方にこだわる徳永のパスタ。

トマトとの出会いは、一筋縄ではいきませんでしたが、今では相性抜群です。

パスタの起源に触れないわけにはまいりません。
パスタの起源は、古代ローマで主食にされたプルスという食べ物がその元祖と言われて
います。
これは、小麦やキビなどの穀物を粗びきにして、お粥のように煮込んだもの。
同じく古代ローマ時代に存在したテスタロイは、その粥を板状にして焼いたもので、
これはピッツアやラザーニャの原型に近いものと言われています。

その後、中世を迎えると、パスタを生のままスープに入れたり、ゆでてソースとしてあえる
ようになったと考えられています。
13世紀~14世紀のイタリアでは、パスタは一般家庭に普及するようになり、15世紀には
スパゲッティの元祖ともいえる棒状の乾燥パスタがつくられていたといいます。

そして16世紀には、圧力機が出現し、それまでの手づくりから、一部機械を利用した押し出し
方法の製法に変わります。
大航海時代を迎え、17世紀のイタリアではトマトの栽培が本格化すると、トマトとパスタの
相性の良さから、パスタの消費は飛躍的に伸びたそうです。
<引用 パスタの歴史 小麦粉百貨 日清製粉より>

さて、パスタとトマト。抜群の取り合わせですが、最初からうまくコンビを組めたようでは
ないみたいです。

こんな以外なストーリーがあるのです。

ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀になってからと言われています。
なぜ、トマトがヨーロッパに持ち込まれてから200年もの間、食用として受け入れらなかった
のでしょうか?
その理由は強烈なにおいや、あまりに鮮やかな赤い色への抵抗感。さらにナス科の植物には
麻酔作用や幻覚作用がある植物が多かったことから、トマトも有害植物であると信じられて
いたのでは、と考えられています。
一説によるとヨーロッパでトマトをはじめて栽培し食用としたイタリア人は、飢饉のために
仕方なくトマトを食べたといわれています。
<引用 トマト大学 文学部 カゴメ>

イタリアと言えば、トマト。
そんなイメージがありますが、パスタとの名コンビになるまでは少し時間がかかったようです。
本日は、そんな以外なストーリーのご紹介。

おやすみなさい・・・

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